I took a part of the international early music competition in Japan,
as you know I am not anymore in a competition age, but I was asked to come there for a friend.
He is Kano, met him already 6 years ago in Norway.
Both of us, first in Norway ...and I remembered very well, the day when I arrived to Trondheim.
Whole Norway was just in panic because of the horrible mass-shooting - many children were killed by a crazy man. And the whole country was just a mess.
So it was quite a memorable situation, as the first time in Norway, and during course we spoke a lot, and helped each other. Since then, we meet every year at this course.
(At the same time I met my "destiny" person, but this is another story ;))
When Kano asked me to take part, of course I said "Yes". It was no-reason to refuse him.
We worked together several times in Germany and fly to Japan.
I was expecting this competition -better organising as Japanese, but it was just a mess!
We could not have any rehearsal, no try out of harpsichord, even for the final stage, we had to play with out any acoustic-check. The whole organisation was slightly a pity,
but he went at least to the final stage. It made me relived.
Although he didn't get any prize, I believe his performance made a nice impact to the audience, because he knows how to enjoy music.
I would say " Congratulations! Well done" and wish him a lovely future in his life!!
Anyway, thank you Kano for giving me the opportunity to play together in Japan!
ご縁があって、今年は山梨で毎年行われている古楽コンクールに参加してきた。
ご存知のように、私はすでにコンクールの年齢ではないのだが、
私の友人である今田利くんに伴奏を頼まれたのである。
私たちの出会いはノルウェー・6年前に遡る。
お互い初めてのノルウェーであったのだが、その年は実に衝撃的であった。
私がトロンハイムに到着した時、ノルウェーじゅうがただただパニックだった。何故ならば、気の狂った若い男が銃を持ち、若者たちの集まるキャンプ会場で乱射し、無差別殺人を行ったからである。あらゆる交通機関が麻痺し、国全てがまさに混乱であった。
この忘れがたい状況の中、私たちは古楽コースに参加。
お互い、つたない英語でコニュニケーションに問題があったため
助け合い、一緒に演奏し、また様々な事を話し合った。
以来、私たちは毎年、ノルウェーで再会している。
(この年、私は私の運命を変える事になった人物に出会うのだが
それはまだ別のお話。。。)
その彼に伴奏を頼まれたとあれば、ノーと言うはずもなく
ドイツで数回リハーサルをした後、日本で合流した。
日本のコンクールということで、私としてはきちんとしたオーガナイズを期待していたのだが、残念ながらイタリアを思い起こさせる状況であった。
ステージは、予選と本選のみ、リハーサルなし、音響チェックなし、正直、こんなめちゃくちゃなコンクールはないな、、、というのが感想である。
ともあれ、利君はファイナルに進出。
80人の中からファイナリストに選ばれたのだから、私もほっとした。
残念ながら、賞は取れなかったものの、彼の演奏は良い印象を与えたと思う。
彼の素晴らしいところは、音楽を楽しむ事を知っているという事だ。
だから、私は彼に心から賞賛を送りたい。
おめでとう利君。
素晴らしい未来があなたを待っていますように。
ご縁があって、今年は山梨で毎年行われている古楽コンクールに参加してきた。
ご存知のように、私はすでにコンクールの年齢ではないのだが、
私の友人である今田利くんに伴奏を頼まれたのである。
私たちの出会いはノルウェー・6年前に遡る。
お互い初めてのノルウェーであったのだが、その年は実に衝撃的であった。
私がトロンハイムに到着した時、ノルウェーじゅうがただただパニックだった。何故ならば、気の狂った若い男が銃を持ち、若者たちの集まるキャンプ会場で乱射し、無差別殺人を行ったからである。あらゆる交通機関が麻痺し、国全てがまさに混乱であった。
この忘れがたい状況の中、私たちは古楽コースに参加。
お互い、つたない英語でコニュニケーションに問題があったため
助け合い、一緒に演奏し、また様々な事を話し合った。
以来、私たちは毎年、ノルウェーで再会している。
(この年、私は私の運命を変える事になった人物に出会うのだが
それはまだ別のお話。。。)
その彼に伴奏を頼まれたとあれば、ノーと言うはずもなく
ドイツで数回リハーサルをした後、日本で合流した。
日本のコンクールということで、私としてはきちんとしたオーガナイズを期待していたのだが、残念ながらイタリアを思い起こさせる状況であった。
ステージは、予選と本選のみ、リハーサルなし、音響チェックなし、正直、こんなめちゃくちゃなコンクールはないな、、、というのが感想である。
ともあれ、利君はファイナルに進出。
80人の中からファイナリストに選ばれたのだから、私もほっとした。
残念ながら、賞は取れなかったものの、彼の演奏は良い印象を与えたと思う。
彼の素晴らしいところは、音楽を楽しむ事を知っているという事だ。
だから、私は彼に心から賞賛を送りたい。
おめでとう利君。
素晴らしい未来があなたを待っていますように。
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